坎の人柄

梅花心易による卦ごとの人柄。

 

策士、熟考、目的達成、紛争処理、危機管理、地下から揺り動かす、敵に容赦ない、粘り忍耐、諦めない、血、自己犠牲、トップに向いてないが部下の采配よし。思考の柔軟性が自己に向くと才の熟覧となる。

注意点:誰のために策を使うか? 個人的な信頼関係ではなく、社会的に正しい人間に使うとよい

 

 

 

相性

相性は相生相剋が基本。印食傷とは関係がよい。財官殺は良くない。

 

 

複雑に絡んだ人間関係を操っているのが坎。その人間力学を知っていると最も利益を得る。そのせいか他者との関係は極めて不安定。

坎にとって──

乾→理解ある支援者、将軍と参謀の関係、長く付き合える。

兌→彼らの発言は刺激的、活力、助力、アイデアを得る

離→言動がいちいち勘に触る、離の華やかさがノイズ邪魔うるさい、その美的センスが無意味に思える。離の情熱を消してしまいたくなる。

震→才能を実践する場、坎の思考を震が実行し成功を収める。

巽→気軽さを好み、助言与えたくなる相手。巽は考えるのが苦手なので、坎の熟慮を喜んで受け入れる。関係性はまずまず

坎→坎同士は黙っていても気持ちが通じ合う相手。行動することは少なくとも感覚的には一致。大事なときは一つにまとまれる。

艮→坎の考えに水を差し、不理解かつ非対応。艮のために足を立ち止まねばならず坎は苛立つ。気遣いが通じない

坤→坤から嫌われる。博愛感情のない言動によって。良かれと思ってしたことが激しく非難される。もつれるとしこりが残る。