鎗田宗准『実践 梅花心易』の本を断易で占う。これは買いか?
問い:鎗田宗准の新しい梅花心易の本は買うべきか?
得卦:地雷復(土)、初爻変、三爻変
世爻は1で自分、応爻は当該本 用神財
【戌月壬辰日】
食酉++
財亥+
比丑+令 応爻(本
比辰+令沖 食申
官寅+
財子+ 比辰令沖 世爻(私
解釈
六合で全体的な調和。応爻は月支と日支の力を得ているので買っても外れにはならない。しかし世爻である私を丑は剋し、また世爻の子が辰を生みこれまた剋す。鎗田の本自体は外れではないが、財が剋されるので利益にならないか、紛争や苛立ちを覚えるとみる。
気になるのが三爻である辰が申になるところ。辰つまり本は金となり、世爻を強くさせる。
結論
買うべきか?と言われれば、買ってもよい。べきという程ではない。そして恐らく本を開いてみればイライラさせられる結果になるものの、最後は利益(メリット)になる。
↓
この占断が本当なのか知りたくて買ってみた。
結果は全くその通りで、本は外れではないが著者の言動、頭の固さ、人となりに辟易してイライラする結果になった。
あと卦の図版がかなりの頻度で違うことと、画数の数が間違っていることにうんざりした。ちゃんと完成させろ、本に力を入れろ、校閲も含めて本を作るということだろとなりさらにイラッとした。
とはいえ梅花心易の術の書としては悪くない。だが繰り返すが、本の完成度(隙の多さ)はまずどうにかするべきだ。